何から相談すればいいかわからない方へ よくある介護相談Q&A集

介護は、思いがけないタイミングで必要になることがあります。

「最近、親の様子が以前と少し違う気がする」
「何から考えればいいのか分からない」

そんな違和感や不安感から、介護を考え始めることも少なくありません。

介護保険制度のこと、さまざまな手続きのこと、利用できるサービスのこと。

はじめからすべてを完璧に理解していなくても大丈夫です。

このページでは、普段、地域の皆さまからよくいただく介護に関するご質問を、できるだけわかりやすい言葉でまとめています。

ぜひ一度、確認してみてください。

Q&A

介護のよくある質問

地域の皆さまからよくいただく質問をまとめました。気になる内容からご覧ください。

Q1

相談にお金はかかりますか?

A

介護に関するご相談は無料です。

また、相談をしたからといって、すぐに契約や手続きが始まるわけではありません。

「まだ介護保険を使ったことがない」「何を相談すればいいのかも整理できていない」「家族のことで少し気になっていることがある」そのような段階でも大丈夫です。

まずは今のお困りごとや不安をお聞きしながら、必要に応じて今後の流れを一緒に考えていきます。

Q2

入院中の親がもうすぐ退院します。自宅で暮らせるか不安です。

A

退院後の生活に不安を感じるのは、とても自然なことです。

入院中は病院のスタッフがそばにいますが、自宅に戻ると、ご家族だけで支えなければならない場面も出てきます。そのため、退院してから慌てるのではなく、退院前から準備をしておくことが大切です。

必要に応じて、私たちが病院のスタッフと連携しながら、退院後の暮らしに必要なサービスや環境を一緒に考えます。

自宅で安全に過ごせるか。食事や入浴はどうするか。通院やリハビリは必要か。ご家族の負担が大きくなりすぎないか。こうした点を一つずつ整理しながら、安心して自宅に戻れるように準備していきます。

Q3

最近、親の物忘れがひどくなってきました。こういうことも相談していいですか?

A

もちろんです。

物忘れや言動の変化は、ご家族だからこそ気づける大切なサインです。

「何度も同じ話をする」「約束したことを忘れることが増えた」「今までできていたことに時間がかかるようになった」「最近、外に出る機会が減ってきた」こうした変化があると、心配になるのは当然です。

すぐに介護サービスが必要とは限りませんが、早めに相談することで、病院の受診を考えた方がよいのか、ご自宅でどのような工夫ができるのかを整理しやすくなります。

「まだ大げさかもしれない」と思う段階でも、遠慮なくご相談ください。

Q4

介護保険を使いたいのですが、手続きが難しそうで不安です。

A

大丈夫です。一緒にやりましょう。

介護保険の手続きは、初めての方にとってわかりにくく感じることが多いと思います。

どこに申請すればいいのか。どんな書類が必要なのか。認定を受けた後に何をすればいいのか。そうした流れも、できるだけわかりやすくご説明します。

必要に応じて、申請に関するサポートを行うこともできますので、「書類のことがわからない」という状態からご相談いただいて大丈夫です。

難しく考えすぎず、まずは今の状況を聞かせてください。

Q5

ケアマネジャーとは、何をしてくれる人ですか?

A

一言でいうと「介護が必要になった方やそのご家族を支える相談役」です。

介護保険の手続きのサポートや、ご本人の心身の状態やご家族の状況を確認したりしながら、どのようなサービスを利用すると暮らしやすくなるかを一緒に考えます。

デイサービス、訪問介護、福祉用具、ショートステイなど、介護にはさまざまなサービスがあります。その中から、ご本人やご家族に合った利用方法を考え、サービス事業所との調整を行うのも私たちケアマネジャーの大切な役割です。

「何から始めればいいかわからない」と感じた時の、一番身近な相談相手だと思ってください。

Q6

家の中に段差があり、転倒しないか心配です。リフォームの相談もできますか?

A

はい、ご相談いただけます。

年齢を重ねると、これまで気にならなかった小さな段差や廊下、浴室、玄関などが転倒の原因になることがあります。

手すりを取り付ける。段差を解消する。滑りにくい床材に変える。浴室やトイレの動きを安全にする。こうした工夫によって、自宅での生活が続けやすくなる場合があります。

介護保険の対象となる場合には、補助を受けられることもあります。しかし、対象となる工事や手続きには条件がありますので、まずは今のお住まいの状況を確認しながら、必要な方法を一緒に考えていきましょう。

Q7

自宅での生活を続けさせてあげたいのに、つい怒ってしまいます。

A

在宅介護は、身体的にも精神的にも大きな負担がかかることがあります。

「本当は優しくしたい」「ずっと家で暮らさせてあげたい」「でも、毎日続くと気持ちに余裕がなくなってしまう」そう感じるのは、ご家族が一生懸命向き合っているからこそです。

ご家族だけで抱え込みすぎると、介護する側もされる側も苦しくなってしまうことがあります。

ご本人の生活状況に合わせて、デイサービスや訪問介護、ショートステイなどを上手に組み合わせることで、ご家族が少し休める時間をつくることもできます。

一時的に距離を置くことは、決して悪いことではありません。長く在宅生活を続けるためにも、ご家族の負担を軽くする方法を一緒に考えていきましょう。

Q8

家に閉じこもりがちです。どうしたらいいですか?

A

家にいる時間が長くなると、体力が落ちたり、人と話す機会が減ったりして、さらに外出の意欲が低下する場合があります。

しかしながら、無理に外へ連れ出そうとすると、気持ちがさらに閉じてしまうこともあります。

大切なのは、まずご本人の気持ちをゆっくり聞くことです。

何が不安なのか。何に興味があるのか。以前はどんなことが好きだったのか。どのくらいの距離なら外出できそうなのか。

私たちが直接ご自宅にお伺いして、ご本人とお話ししながら、無理のないきっかけを一緒に探すこともできます。

Q9

デイサービスとは、どんなところですか?

A

デイサービスは、ご自宅から通いながら日帰りで利用できる介護サービスです。

食事、入浴、体操、レクリエーション、他の利用者様との交流などを通して、ご本人の生活を支える役割があります。

ご自宅までの送迎対応があるため、ご家族が送り迎えをしなくても無理なく利用できることが特徴です。

また、デイサービスを利用することで、ご本人が外に出るきっかけになったり、生活リズムが整ったり、ご家族が介護から少し離れて休める時間を持てたりすることもあります。

「いきなり利用するのは不安」という方のために、無料体験をすることもできますので、少しでも気になる方は一度ご相談ください。

Q10

お風呂を嫌がって入らない時は、どうしたらいいですか?

A

お風呂を嫌がるという相談は、実は少なくありません。

理由は人によってさまざまですが、「浴室で転びそうで怖い」「服を脱ぐことに抵抗がある」「お湯の温度や浴室の寒さが苦手」「認知症などの影響で入浴の流れがわかりにくくなっている」など、さまざまな背景があります。

無理に入浴を勧めるだけでは、うまくいかないこともありますので、まずは、なぜ嫌がっているのかを確認することが大切です。

手すりを付けることで安心できる場合もありますし、デイサービスなど外部の入浴サポートを受ける方法もあります。

「お風呂に入らないから困っている」と一人で悩まず、まずは状況を聞かせてください。





「まだ相談するほどではないかも」と思う時こそ、ご相談ください。
介護の不安は、はっきりとした形になる前から、少しずつ始まることがあります。

最近、少し様子が変わった気がする。
この先の暮らしがどうなるのか不安。

そうした小さな気がかりを誰かに話すだけでも、気持ちが少し軽くなることがあります。

介護保険制度のことや介護サービスの種類について、最初からすべて理解していなくても大丈夫です。

今大切なのは、ひとりで抱え込まないことです。

ご本人にとっても、ご家族にとっても、少しでも安心できる選択肢を見つけられるように、私たち寿楽園ケアプランセンターが一緒に考えていきます。
はじめての介護用語ガイドもご覧ください
このページでは、寿楽園ケアプランセンターによく寄せられるご相談をQ&A形式でご紹介しました。

あわせて、介護保険や介護サービスに登場する用語の意味を知りたい方は、下記の『はじめての介護用語ガイド』もご覧ください。

ケアマネジャー、要介護認定、支給限度基準額、自己負担割合など、介護のことを考え始めた時によく出てくる言葉を、できるだけ分かりやすい表現にまとめています。
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