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食中毒予防の社内研修を行いました

2026-06-02
皆さん、こんにちは!

いつも寿楽園ブログを読んでいただきありがとうございます。

ブログ担当の影山です。



じめじめとした梅雨の季節が近づいてきました。


これから夏本番に向けて気温と湿度がグッと上がってくると食中毒のリスクが一気に高くなります。


「去年は平気だったから今年も大丈夫」


そういった”慣れ”が思考停止を招いてしまい、思わぬ事故につながってしまうこともあります。


そこで今週、寿楽園デイサービスではスタッフ全員を対象に「食中毒予防」をテーマにした社内研修を実施することにしました。


毎年この時期に行っている取り組みですが、改めて「なぜその手順が必要なのか」「どんな危険が潜んでいるのか」といった基本を振り返ることで「知っているつもりだったけど、実はできていなかった」という気付きを得られる大切な時間になっています。


研修後には、スタッフからご利用者の皆さまにも、より分かりやすく食中毒予防のポイントをお伝えするようにしているのですが、せっかくの機会なので、今回このブログを読んでくれている皆さまにも、「ご自宅でできる食中毒予防の基本」をお伝えしたいと思います。


食中毒予防の3つの原則について
食中毒を防ぐうえで、絶対に押さえておきたいのが

「つけない」
「増やさない」
「やっつける」

という3つの原則です。


その1、菌を「つけない」

そもそも細菌やウイルスを食品に付着させないということです。

そのために大切なのが、調理前や食事前、トイレの後などにこまめな手洗いと手指消毒をすること。

水道水でサッと手を濡らして終わりにせず、石けんを使って30秒以上はしっかり洗うことを基本にしましょう。

また調理器具もそれぞれの用途に合わせた使い方をして、ご自宅でも生肉や生魚を切るための包丁やまな板と、他の野菜や調理済みの食品を切るものを分けるなどの工夫が効果的です。


さらに、買ってきた生肉や生魚のトレーに出ている汁(ドリップ)が冷蔵庫の中で他の食品についてしまわないように、すぐに新しい袋に移したり、タッパーなどの密閉容器に分けて保存することも菌を広げないための重要なポイントになります。



その2、菌を「増やさない」

お買い物から帰ってきたら、食材をできるだけ早く冷蔵庫や冷凍庫に入れるようにしましょう。

お惣菜など入れ忘れてしまうこともありますが、テーブルの上で長時間放置してしまうと、あっという間に細菌が増えてしまいます。


夏場は「ちょっとくらい大丈夫だろう」という感覚がとても危険です。


私もよくやりがちなんですが、口を付けて飲んだお茶やスポーツドリンクなどのペットボトルも注意が必要です。

飲みかけのペットボトルを冷蔵庫に入れずに、そのまま部屋に出しっぱなしにしておくだけでも、わずか数時間で急激に菌が増殖することがわかっています。

また外出時など、キャップを閉めて持ち運んでいる場合も、カバンの中が高温になって次に飲む頃には想像以上に菌が増えているといった可能性もあります。


「さっき飲んだばかりだから」
「このあとまた飲むから」

そう思ったとしても、一度蓋を開けたペットボトルはできるだけ早めに飲みきることを心がけましょう。


もし、どうしても飲みきれない場合は、水筒に移し替えて持ち運んだり、毎回コップに注いで飲むようにするなど、ちょっとした手間かもしれませんが、それだけでリスクをぐっと下げることができます。



3、菌を「やっつける」

肉や魚などの食材は、中心部まで十分に火を通す。

多くの食中毒菌は加熱によって死滅するので、中心部の温度が75℃で1分以上になるように火を通すことを目安にしましょう。

特にノロウイルス対策としては85〜90℃で90秒以上の加熱が必要とされています。


食材を加熱する際は、「もう表面が焦げているから」ではなく、食材の中心まで「確実に火が通った」と確認する意識が大切です。


また、これからの季節は作り置きしたカレーやシチューなどは加熱不足になりやすいため、温め直す際も全体に熱がしっかり行き渡るように十分に加熱してください。


毎日使う食器用スポンジやふきんも菌が繁殖しやすい場所です。

塩素系漂白剤を使って定期的に除菌したり、新しいものと交換をすることで、より安全なキッチン環境を維持することができます。


夏のお弁当づくりで注意すること

夏場のお弁当はいつも以上に注意が必要です。

「お弁当はいつも作っているから慣れている」という方も多いかと思いますが、おかずが温かいまま蓋をすると、中に蒸気がこもってしまい、菌が増えやすい環境ができてしまうため、しっかり加熱したおかずを詰める時は十分に冷ましてから蓋をすることを心掛けましょう。


また、煮物など汁気の多い料理は傷みやすさの原因にもなるため、できるだけ汁気を取り除くことも重要です。


あと、これは昔からよく言われている知恵ですが、梅干しや酢を使った料理、しょうがやにんにくなど抗菌効果のある食材を上手に取り入れることも大事なポイントです。


逆に、生野菜やサラダ、半熟卵など加熱されていない食材は避けるのが無難です。

「少しくらい」と思って入れた一品が、食中毒の原因になることもあるので、持ち運びの際には保冷剤や保冷バッグもしっかり活用して、できるだけ涼しい場所で保管するようにしましょう。



夏に向けて、改めて凡事徹底です

さて、今回ご紹介した内容自体は、すでにご存知のことも多かったかもしれません。

それでも、「知っていることと実践出来ていること」は別の話です。

いざという時に自分や大切な家族の身を守るのは、日々の小さな心がけであり、実践の積み重ねです。


寿楽園デイサービスでも、食事や飲み物を長時間放置しないこと、手袋交換を適切に行うことなど改めてスタッフ全員で確認し
合いました。

こうした一つひとつの積み重ねが、ご利用者の皆さまに安全で美味しい食事をお届けすることにつながっていくと思いますので、今回の研修で得た気付きを日々の業務にしっかりと活かしていきたいと思います。


これから本格的な夏を迎えますが、美味しい食事を安心して楽しめることが、毎日の元気の源になっているといった方も多いと思いますので、ご家族の皆さまも、ぜひ今回ご紹介した3原則を再度意識していただけると嬉しいです。


暑い季節を、美味しく、元気に、そして安心して乗り越えていきましょう!


それでは、また!



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