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移動距離は成長に比例するという話
2022-10-04
こんにちは、寿楽園ブログ担当の影山です。
いつも寿楽園ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、突然ですが…
「どうすれば自分はもっと成長できますか?」
チームメンバーや社内のスタッフがこのような相談をしてきたら上司としてどのように答えますか?
本当にその人のことを想って答えるなら、
「いろんな本を読むといいよ」とか、今なら「youtubeで経営者の動画を見るのもいい」といったアイデアを伝えるのはいいかもしれませんし、自分の持っている本を貸してあげるのも喜ばれそうです。
僕自身もこうした「何かモノに頼った学び方」がパッと思い付きますし、そう答えていたと思います。
ですが、最近もっとシンプルな方法で学びを深める方法があるということに気付きました。
というわけで、
今日は、こんなにも簡単な方法なのに意外と見落としている「シンプルな成長方法」についてお話してみたいと思います。
移動するほどに成長は比例する
さっそく結論から言うと、
自分を成長させるシンプルな方法というのは「自分を移動させる」という方法です。
移動すればするほど自分の成長も比例する、ということを強く実感したエピソードを一つ紹介します。
つい最近、9月末のことでした。
とあるご縁をきっかけに関東から3名のお客様が寿楽園にお越しになりました。
田川よりも人口の多い都会の真ん中でリハビリデイサービスや特別養護老人ホームの運営に関わっている代表の方と、その2名のスタッフさんです。
どうやら寿楽園の取り組みが代表の目に留まったようで、羽田から飛行機に乗って、そして福岡空港から1時間以上も車に乗って、片道3時間も掛けてこんなにも遠い場所までお越しいただきました。
まず何よりも大都会で活躍されている方たちに「田川の寿楽園に行こう」と思ってもらえたことが嬉しいというか、少し誇らしくなってしまった僕です。(ここだけの話)
皆さんが到着されてからは、カフェに移動して下薗施設長がどのように寿楽園の運営を考えているのか、今の課題についてどのように取り組んでいるかといったお話をしたり、
デイサービスや寿楽園の施設オペレーションを見ていただいたり、お互いのスタッフ同士で意見交換をすることもできました。
CHARCOALBOTTLEの珈琲と本格的なバスクチーズケーキも喜んでもらえました。
本を読むことは大事だけど、もっと大事なことがある
施設をご案内している途中で、ふと気になったことがあったので、不躾ながら代表の方にお伺いしました。
「今回どうしてお一人ではなく、スタッフさんもご一緒なのですか?」と、
すると、
「会社の中で”成長しよう”と何度も伝えるよりは、こうして自分の足で移動して自分の目で見てもらったほうが何倍も学びが多くなる」
そして、
「何かアイデアを出してといっても、自宅と会社の往復だけではなかなかアイデアも生まれにくいと思うので、こういった機会を作って気付きを増やしてあげたい」
さらには、
「自宅や会社で何冊も本を読むこと以上に、一回の移動が自分を大きく成長させる経験を何度もしているので、それをスタッフにも経験してもらいたい」
といったお話をされていました。
成長の手段として「本」からの学びは重要だけれど、本では得られない「自分の体験」は、自分がその場所に移動することでしか手に入らない、と。
だから通勤圏内ではなく、(わざわざ)飛行機に乗ったりして、自分たちの知らない場所まで遠出する機会を積極的に作っている、といったお話をしていただきました。
僕や他のスタッフのために貴重なお時間を割いて為になるお話をしていただき本当にありがとうございました!
今回はお招きする側の立場でしたが、それでも顔なじみのスタッフが集まるミーティングとは全く違う充実感がありましたし、慣れ親しんだ間柄ではないからこその緊張感と刺激に満ちた時間を過ごすことができました。
と同時に、今回お越しいただいた代表の方やスタッフの方たちとお話していると自分の中に沢山の反省点も見つかりました。
というのも、
たしかに最近の僕はあまり田川から外に出ていませんでした。
そんな自分から出てくるアイデアや企画に新鮮さがないと言われても仕方ありません。確かによくある見慣れた惰性の産物になっていると思います。
そうとわかれば素直に行動です。
善は急げ!という言葉もありますので、さっそく寿楽園から(田川から)飛び出して、なんならどさくさ紛れて関東の方面にまで。
今回お越しいただいた皆さんの施設まで交換見学できるように下薗施設長に出張の提案(という名の交渉を)してみようと思います!
僕たちの学びたい熱量や成長したい気持ちが本物であればきっと承認してくれるはず…!
熱が伝われば、きっと来春頃に「成長を加速させる移動をしてました」という名のブログ記事が公開されるハズです!
ご期待ください。
それでは、また!