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入居費用などのお金の話はいつするべきか?
2022-02-25
こんにちは、寿楽園ブログ担当の影山です。
いつも寿楽園ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、
今年に入って下薗施設長から話を聞く機会も多くなり、
普段あまり触れることがない学びを得たり新しい発見をすることが多くなりました。
そこで今日は、
最近改めて気付いた”とても大切なこと”を書いていきたいと思います。
言葉に表現する機会が少ない分野の話だと思いますが
少しでも何かの参考になれば幸いです。
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入居費用などのお金の話はいつするべきか
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初めてみた景色の中に「違和感」があったとしても、
長い時間その場所から眺めているうちに「日常」の景色となり、
いつの間にかその景色が「当たり前」になっている。
きっと誰にでも1つや2つ思い当たる節があることかなと思うのですが、
その当たり前が誰かの為になっているならまだしも、
そうじゃないとしたら・・・やはり改善はしていきたい。
そう感じることがありました。
というのも、
下薗施設長の研修に出て話を聞いていると
「地域の人が寿楽園のことをもっと気軽に知りたいと思えるようにしていこう」
といった言葉が頻繁に出てきます。
たとえば前回の研修では、
施設の入居を検討されているご家族様にとって「入居費用」はとても気になる部分ではあるけれど、気軽に見積をお願いできる空気感を現状では作れていない。
たしかに安易な返事は出来ないし、大きなズレが生じることがリスクであるのもわかるけれど、必要書類を何種類も用意してもらったり、ここまで足を運んでいただいてからの回答ではご家族様の負担も大きいと思う。
これからは、今までよりももっと気軽に、もっと簡単なやり方で、概算だけでもお伝えできるような取り組みができれば、より早い段階で具体的なイメージをしていただきやすいのではないか。
こういった話がありました。
私がその言葉を聞いた時、「あ!たしかに!」と膝を打ちました。
というのも、
実はこれと似た経験をしたことがあったのです。
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今から8年程前のこと
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父が足を悪くしてしまい入院することになりました。
医師の話では、このまま退院をしても段差の多い実家での一人暮らしは困難だろう、という状況でした。
そこで急遽、
父が入居できる介護施設を探すことになったのですが、
初めて介護施設を探す中で一番困ったのは・・・
「直接その施設まで足を運ばないと、そして求められる必要な書類を揃えないと、入居に関する料金についての詳細が聞けなかった」
ということでした。
仕事が休みの日に一軒一軒足を運んで、一枚一枚書類を見せて、一回一回同じ話をするのは本当に大変で、
電話で聞ければと思い、問い合わせもしてはみたのですが、
やはり父の具体的な状況を根掘り葉掘り伝えないと料金の話にたどり着けない。
最終的には、
各施設のパンフレットを取り寄せて、届いた資料や料金表にも目を通してみたのですが、
複雑な料金体形を読み取るのは難しく、とても時間が掛かりました。
入居にかかる費用だけを気にしていたわけではないのですが、やはり金額は気になります。
難しいからといって施設探しを止めるわけにもいきませんし、そうこうしているうちに退院日は迫ってきます。
焦りや不安も増していきました。
この時感じたことが「もう少し気軽にお金の話が聞けたら」ということだったのです。
当時を思い返してみると、
前回の研修で下薗施設長が話していたことは、つまり・・・
あの時の私のように「施設の情報を得るまでの道のりが長いと感じている人」と、
もっと上手く関わり合えるようにしなければいけない。
そう言われているように感じました。
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話を戻します
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では、
今の寿楽園は「費用に関するお問い合せ」をいただいた場合に
どういった対応をしているかというと。
現状では、ご家族様にご足労いただく負担を考慮して、相談員がこちらから足を運んで、ご自宅でお話を伺うといった対応をしています。
ですが、言い換えれば、
お問合せをいただけなかった方には施設の(費用やサービスについての)情報をお届けできていない、
知っていただく機会が作れていないと言うこともできます。
きっと今までであれば、
問い合わせの度に一つ一つお答えしていくといった対応が普通のことであり、あたり前の景色だったのかもしれません。
しかし、
下薗施設長が言う
「地域の人やお客さまが寿楽園のことをもっと気軽に知りたいと思えるようにしていこう」
という想いを実現していくためには、
例えば、入居に関する費用の伝え方や見積もりに対する考え方を一度見直していく必要があるのでは、と思います。
とはいえ、
今すぐ実行できそうな改善案が浮かんでいないのが現状ではありますが・・・、
相談員だけでなく法人全体でこうした課題に向き合っていこうと思います。
そして、
私自身も何か疑問に感じたことや違和感を覚えた時は、
その景色をあたり前のものとせず、しっかりと声を上げていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!