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マスク時代到来。変わる自分と変わらぬ自分。

2021-02-15
対策品から必需品へ。
どうも、どうも、寿楽園デイサービスセンターの榊です。

新型コロナ騒動が起きてはや1年が過ぎましたね。

言わずもがなですが、地球規模で大変な状況です。

皆さんにおかれましても何かと不便な生活を強いられているのでは?とお察しいたします。



今ではどこに行くにも、何をするにもマスク着用がグローバルスタンダードとなりました。

花粉症も無関係、インフルエンザにもかかったことのない私は今までマスクを着用する習慣がなかったため、数ヶ月前まではついついマスクを忘れて出かけてしまうこともしばしば。

特に買い物先では私以外はみんなマスクを着けているのでレジに並ぶ際、恥ずかしさのあまり非常に肩身の狭い思いをしたものでした。
例えるなら『人前に出た時にズボンのチャックが壊れて締めることが出来ないことに気づいた時の恥ずかしさ』レベル。

でも最近ではマスクがないことに気づくと、たとえ買い物先の駐車場に着いていても自宅まで取りに帰ります。これは恥ずかしいというよりも私自身の意識がマスクをするのが当たり前!というように変化した結果だと思います。
例えるなら『人前に出る時はズボンは履いていく』レベル。

以上のことは私だけに限らず、おそらくほとんどの人たちががそうなのでは!?

息苦しかったりメガネが曇ったりと何かと最初は面倒でしたが着け続けていると今はなんとも思わなくなるまでに。

やはり人間の順応力はすごいですね!
表情とは目に見えるものだけにあらず!?。
以前、報道番組でのこと、

「この人は笑っているので喜んでいるんだ!」
「この人は口がへの字になっているので怒っているんだ!」
「この人は泣いているので悲しいんだ!」

というように、小さな子供たちの成長にとって人の表情を見るということは生きていくための経験値を上げるため非常に大事なことだ!と言ってました。

表情から相手の感情を汲み取り、それによって相手とどう接すれば良いか、どう寄り添えば良いか、と日々体験することでとても大切な『想像力』を養う、ということだそうです。

インタビューで保育園の先生が「表情をダイレクトに伝えることが難しくなった今、果たして子供たちが感情豊かに育ってくれるのか一抹の不安が残ります。」と答えていました。

今はマスクで顔の半分、しかも重要なお口の部分が見えないのでとても表情を読み取りにくい時代となっています。

私たちもご利用者様たちとのコミュニケーションが果たして上手くいくのか!?という課題がありました。

でも心配ありませんでしたね!

お互い距離を取りマスクをしているので表情が伝わりにくくなるとは言っても、楽しく笑いながら会話をしていたら自然と表情は伝わるものなんですね。
もちろん相手の表情も!

要するに心と心の問題ですね。


顔の表情は分からなくても、声の表情は分かります。身体の動きは分かります。

なのでマスクを着けていようがなかろうが今まで通りの自分でいれば全然大丈夫なんですね〜


保育園の先生方もすぐにそれに気づいたはず。我々デイのスタッフが気づいたくらいですので!!


まあ、以前とちょっとだけ変わったのが、マスク越しの声が出来るだけ相手にスムーズに伝わるよう一段大きくするようになりました。

たまに「あんた声が大きすぎるよ!」と注意されることがありますが、それはご愛嬌ということで!




そうそう、欧米のどこだったか忘れましたが、現在顔の表情がわかるマスクを開発中だそうです。

早く実用化されればおもしろいんじゃないでしょうか!?



最後に、この先永遠にマスク時代が続くかどうか分かりませんが、どうか世界中の子供たちが真っ直ぐに、そして想像力豊かな人間に育ってくれることを心から祈ります!!!
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